お寿司にそっと添えられるガリ。
すし飯によく合うんですよね。
ガリとは、新生姜を甘酢に漬けたもの。
今回はそんなガリ(新生姜の甘酢漬け)を自分で作る方法をご紹介します。
お店で食べるよりも美味しい最高のレシピです。

どちらも冷蔵庫で1年間保存が可能です。
お寿司にそっと添えられるガリ。 すし飯によく合うんですよね。 ガリとは、新生姜を甘酢に漬けたもの。 今回はそんなガリ(新生姜の甘酢漬け)を自分で作る方法をご紹介します。 お店で食べるよりも美味しい最高のレシピです。 […]
【簡潔に】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)

材料はどちらも同じで③(ゆでる/干す)の違いのみ。
ゆでるレシピ | 干すレシピ |
---|---|
①皮をむき薄切りにする | ①皮をむき薄切りにする |
②塩を混ぜ30分以上置く | ②塩を混ぜ30分以上置く |
③1分間ゆでる | ③3~4時間干す |
④容器に入れて甘酢を注ぐ | ④容器に入れて甘酢を注ぐ |
検索で出てくる自家製ガリの作り方は99%がゆでる作り方。

ではどうして干す方法が美味しいのにレシピが出回っていないのかというと、単純に(少しだけ)手間がかかるからだと思います。
だけど、お店以上の味になるとしたら…
少しぐらい手間でも美味しい方が良いですよね。

比較表 | ゆでるレシピ | 干すレシピ |
---|---|---|
味 | ★★★ | ★★★★★ |
歯ごたえ | ★★ シャキシャキ |
★★★★★ シャキシャキ&コリコリ |
手間 | ★★ | ★★★★ |
かかる時間 | ★★★ | ★★★★★ |
賞味期限 | 1年以上 | 1年以上 ※わが家は5年もちました |
メリット | ゆでるだけなので簡単 | 味と歯ごたえはお店以上 |
デメリット | 生姜の味が強いかも | 干す作業が面倒かも |
干すといっても、日なたに干しておくだけで、洗濯物を干すのと同じイメージ。
干すと美味しくなる理由は、干すことで余計な水分が抜け、甘酢をたくさん吸い込んでくれるからです。
干しているので歯ごたえもコリコリになります。
新生姜本来のシャキシャキにコリコリも合わさって絶妙な歯ごたえ。
干すというひと手間を加えるだけで、歯ごたえ良く濃厚な自家製ガリが楽しめるのです。

【詳細に】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)
それではさっそく詳細な作り方を見ていきます。
工程③のみ2パターンのやり方がありますので、どちらでもお好きなほうを選んでくださいね。
【材料】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)
材料 | 分量 |
---|---|
新生姜 | 1㎏ |
塩 | 30g ※1 |
(甘酢ダレ)酢 | 100㏄ |
(甘酢ダレ)砂糖 | 50g |
(甘酢ダレ)塩 | 5g |
※1新生姜の3%の割合

【道具】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)
◆ 保存瓶
◆ 梅干しザル

梅干しザルはなくても大丈夫ですが、1つ持っていると便利です。
丸型と角形がありますが、収納を考えると断然角形をおすすめします。

【前準備】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)
前準備として、甘酢の材料を全て鍋に入れ沸かし、冷ましておきます。
急いでいる時は、沸かさずに材料を混ぜ合わせるだけでも大丈夫ですが、お酢の味が強すぎてしまいます。

量で迷ったときは多めに作っておくと安心です。
多い分には問題なし。
【レシピ/作り方】自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)
①:新生姜を皮をむいてスライスする
新生姜の皮むきはスプーンを使うのが一般的(?)ですが、私は面倒なのでピーラーを使います。

ザ・時短♪
スライスは、スライサーがあると便利ですが、厚みが気になりました。
私は薄めにスライスしたいので包丁を使いました。
なるべく薄くスライスした方が美味しく仕上がります。
②:3%の塩を混ぜ30分以上置く
時間があれば1時間以上置くのが望ましいです。
30分以上置くと生姜からたくさんの水分がでてきます。
③:【ゆでる】or【干す】2通りのやり方
最初に解説した通り、おすすめは干す方法ですが、時間がない人はゆでる方法でも大丈夫です。

ゆでる方法:沸騰したお湯で1分間ゆでる
沸騰したお湯に塩を混ぜた新生姜をそのまま入れて1分間ゆでます。
辛いのが苦手な人はゆでる時間を2~3分にすると辛みが抜けやすくなります。
ゆでたら流水に取り、ギュッと水気を絞る

何度も書いちゃいますが、こちらの方が何倍も美味しく仕上がります。
干す方法:日なたで3~4時間干す
新生姜をギュッとしぼり、日なたに3~4時間干します。
ザルの上に新聞紙やクッキングペーパーをしいて干すと、片付けが楽です。
④:容器に入れて甘酢を注ぐ
保存容器に入れて、冷ましておいた甘酢をひたひたになるように注ぎます。
保存容器は、焼酎を湿らせたキッチンペーパーで拭き上げるか、熱湯をかけて殺菌消毒をします。
長期間保存するものなので、殺菌消毒は念入りにしたほうがいいでしょう。
使う容器は保存瓶の方が安心ですが、今回はジップロックの保存容器を使っています。
翌日になると、化学反応により新生姜が薄いピンク色になります。
