この季節でしか味わえないたけのこ。
じつは簡単にアク抜きができるのでご紹介します。
私は10年以上前から、春はたけのこ仕事をするのが恒例行事となっています。
今回ご紹介するアク抜きの方法は、ゆっくりと時間をかけていくやり方で、この方法を使えば、たけのこのアクが限りなくゼロになります♪
とっても簡単なのでゆっくりのんびり、アク抜きしていきましょう!
それではさっそく見ていきましょう!
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【初心者でも簡単】たけのこのアク抜きをする方法
アク抜きをする前に準備するもの
- たけのこ :お鍋に入る量
- 米ぬか :100g~ ※米のとぎ汁で代用可
- 唐辛子 :1~2本 ※なくても大丈夫
※米ぬかや唐辛子はある方がアク抜きしやすいです。
お鍋はなるべく大きな鍋がいいかなと思います。

大量のたけのこを茹でたり、親戚や友人が遊びに来たときに豚汁やおでんなどの汁物を作ったり、保存瓶の煮沸をしたり、何に十数回は登場する便利品です。
アク抜きをする方法
①:たけのこの根本と穂先をカットする
②:真ん中に縦の切れ目を入れる

②:たけのこの外皮をむく
たけのこの下部に赤いぶつぶつがある場合は、アクが強いので切り落とします。
ただ、量が少ない場合はもったいないので、そのまま茹で味見をしてからどうするかを決めてもいいと思います。
炒め物に使えばアクが多少残っていてもアクを感じづらいです。
たけのこが長くてお鍋に入らないときは、上部を少し切ります。
上部の中心を見て、中心部が濃い黄色の部分は硬くて食べられないので、気兼ねなく切り落としてしまってOKです。
上部の中心部が薄い黄色の場合は、柔らかくて美味しい部分なので残します。
お鍋に全く入りそうにないときには、半分に切ってしまっても大丈夫です。
③:たけのこを大鍋に入れたっぷりの水と唐辛子を入れ強火にかける
たけのこを大鍋に入れ、たっぷりの水と唐辛子を入れ強火にかけます。
強火にかけているので、なるべく目を離さないように近くで見守りましょう。
沸騰が近づいてくると、写真のように白い泡が出てきます。

④:沸騰したら弱火にしてから米ぬかを入れる
なぜ、米ぬかと落とし蓋(皿)を後から入れるのかというと、お湯の沸騰がわかりづらいからです。
米ぬかを入れたお湯は吹きこぼれやすく、そして、米ぬかを入れたお湯が吹きこぼれると、後始末がすご〜く大変なんです。
お湯が沸騰してから米ぬかを入れても、しっかりとアク抜きはできるので、ここは面倒くさがらずに後から入れることをおすすめします!
⑤:落し蓋(皿)を上からのせてふたをする
⑥:弱火のまま3時間ゆで、そのまま6~10時間放置する
3時間煮ている間は、出来るだけ弱い極弱火にします。
途中、お湯が少なくなってきたら足してください。
大きめのお鍋、最初から多めのお湯(溢れない程度)、極弱火で煮ていけば、足し湯をしなくても大丈夫だと思います。
ポイント

朝ゆでたら夜にできあがり。
夕方ゆでたら翌朝にできあがり。
このくらいゆっくりなペースで放置しましょう。
⑦:穂先の姫皮を残して皮をむく


クリーム色:柔らかくてアクがない


⑧:穂先を切り、下の部分は半分にしてよく洗う
中央部はスキマに米ぬかが入り込んでいるので流水でよく洗います。
部位別の食べ方と保存について

✓ お味噌汁
✓ お吸い物
✓ 天ぷら
✓ 炙り焼き
✓ お味噌汁
✓ お吸い物
✓ たけのこご飯
✓ 炙り焼き
✓ 炒め物
※メンマやチンジャオロース
✓ 煮物
✓ 炒め物
※メンマやチンジャオロース
✓ たけのこご飯
穂先はそのまま食べても美味しいですし、お味噌汁やお吸い物に入れても美味しいです。
茹で上りが一番おいしく食べられますので、保存せずにすぐ利用しましょう!
すぐに料理しないときはタッパーなどに入れて水につけて冷蔵庫で保存します。
1日に2回、朝晩で水を取り替えれば数日は日持ちします。
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アク抜き後の米ぬか湯について
アク抜きが終わった後の米ぬかが入った水は、そのまま排水溝に流すと思います。
しかし、ここで注意しないといけないのが、米ぬかの量です。
米ぬかは多めに入れた方がよくアクが抜けるのですが、入れすぎると排水溝が流れにくくなり、排水溝にたまった米ぬかを取り除く作業に時間がかかって後始末が大変です。
わが家では、大量のたけのこを茹でるので米ぬかも1回に400g~500gくらい入れますが、排水溝に流すことはしません。
もし、お庭があるようでしたら、深さ20~30㎝の穴を掘りそこに流すのがおすすめです。
しばらくすると土が吸収してくれるのでそうしたら掘った土を戻しておしまいです。
ぬか湯が程よい肥料代わりにもなりますし、排水溝に流すよりも後始末が格段に簡単になります。
※写真は、たけのこの皮も一緒に入れています。
