ブログは、自分の意見や考えをインターネット上で発信できる、とても魅力的なものです。
ブログを通して文章力や表現力を身につけることができたり、ITリテラシーを養うこともできます。
しかし、小中学生がブログを始めるときには、注意点がいくつかあります。
この記事では、小中学生がブログを始める際に気をつけるべきことを5つ紹介します。
わが家の中学生になる娘もブログを始めようとしています。
注意することを理解したうえで始められるといいですね。
適切な内容の投稿
小中学生がブログを書く場合、投稿する内容には十分注意しなければなりません。
適切でない内容を投稿すると、まわりの人たちに迷惑をかけることになります。
また、自分自身にも悪影響が及ぶ可能性があります。
例えば、個人情報を書いたり、他人を中傷するような内容を投稿することは、絶対にしてはいけません。
ブログは、インターネット上に公開するため、リアルとの区別が難しいかもしれませんが、全世界中に公開されているということを忘れてはいけません。
プライバシーに配慮すること
ブログを書く際には、プライバシーに配慮することも大切です。
自分自身の情報や、家族や友達の情報を公開することは、危険なことがあります。
例えば、自分の住所や学校の名前、電話番号、自分の写真や家族の旅行中の写真をアップロードすると、家に侵入されたり、他人に悪用される可能性があるため、注意が必要です。
著作権を尊重する
自分が書いた文章や撮影した写真などは、著作権が発生します。
著作権を侵害すると、法律に違反することになります。著作権は、作品を作成した人に与えられた権利であり、他人が作成した作品を無断で使用することは、その人の権利を侵害することになります。
たとえば、インターネット上で見つけたイラストや音楽、映像などを自分のブログやSNSに載せる場合、その作品の著作権者の許可がない限り、著作権を侵害することになります。著作権侵害が発覚した場合、著作権者は、使用された作品の削除や、損害賠償を求めることができます。
また、著作権侵害は犯罪にあたり、法律によって罰せられる可能性があります。著作権侵害を繰り返すと、刑事罰や民事罰を受けることがあります。
つまり、著作権を侵害することは、他人の権利を侵害することになるため、法律に違反することになります。
他人が作成した写真などを自分のブログに転載する場合は、必ず許可を得てから掲載するようにしましょう。
また、他人が書いた文章を、自分のブログで紹介したいときは必ず「引用元の記載」「引用とわかること」を守りましょう。
文章を引用する時は、
このように、かぎ括弧をつけて,自分が書いた部分と引用の部分とを区別します。
どこから引用したのか、この場所には引用元も書きます。
ルールを守っていれば、特に問題はありません。
投稿する前に大人(親)がチェックすること
ブログを書く際には、インターネット上に投稿する前に大人(親)がチェックすることが大切です。
自分では気づいていない部分で、不適切な内容が含まれてしまっている場合もあります。
誤字脱字があったり、文章がおかしい場合、読み手に伝わりにくくなってしまいます。
思いつきで書いた内容をそのまま公開しないで、何度も読み直し、確認することが重要です。
日常生活を優先する
ブログを書くことは楽しいですが、日常生活に支障をきたすような時間の使い方は避けるようにしましょう。
勉強や運動、友達との交流など、大切なことを優先するようにしましょう。
まとめ
小中学生がブログを始める際には、適切な内容を投稿すること、プライバシーに配慮すること、投稿する前に大人にチェックしてもらうこと大切です。
これらの注意点を守りながら、自分の考えや意見を発信することで、より良いブログを作ることができます。
リアルの親やお友だちに見せても大丈夫な内容であることが大切です。
楽しんでブログを書き、自分の思いや感想を表現することができるようになると良いですね。