4歳になったばかりの娘の卒乳を終えてから数カ月後、ふと体重計にのってみると驚きの数字が…。
えっ!7㎏も増えてるのー?
娘を出産してから約1年で18㎏の産後ダイエットに成功し、そこから今度は7㎏の体重増加を果たしていたのです。
衝撃的すぎる数字に私はリバウンドダイエットを決意。
それから3カ月が経過。
7㎏のダイエットに成功しました。
この記事では、卒乳(断乳)後の体重増加を乗り越え、リバウンドダイエットでの成功体験を共有します。
3カ月で7㎏もの減量に成功したの??
その秘訣を教えてください!
なぜ卒乳(断乳)後に体重が増えるのか?
これはもう、皆さんご存知のとおり。
授乳するだけで1日に約500キロカロリーのエネルギーが消費されるんです。
そのため授乳中は産後のダイエット効果がアップします。
卒乳(断乳)を始めると、その500キロカロリー分の消費がなくなるんですよね。
今までどおり食べていたら当たり前に太る、というわけです。
でも、食事の量を一気に減らすのはなかなか難しいですよね。
そう、ホントそれが難しいところです…
授乳中のダイエット方法については別の記事で詳しく触れているので、興味があればぜひご覧ください。
授乳中に産後ダイエット!【痩せる理由4つ&注意点5つ】1㎏の脂肪を落とすには約7200キロカロリーの消費が必要です。
逆に言えば、約7200キロカロリー過剰に摂取すれば1㎏分の脂肪が増えるということ。
つまり、食事量を変えずにいたら約2週間のペースで1㎏の脂肪が増えちゃいますね。
はい、そうなんです。
私も一時期そのペースで体重が増加していくのを感じました。
さらに、年齢を重ねると基礎代謝が徐々に低下します。
30代、40第と進むにつれて、ますます太りやすくなるんですよね…!
卒乳(断乳)後に太る原因
・授乳によるカロリー消費が減少
・年齢と共に基礎代謝も低下
3カ月で7㎏減!リバウンドダイエットでやったこと
それでは、ダイエット成功の秘訣をお伝えします。
実際に行っていた方法は主に4つ。
- 1日1食(平日限定)
- ウォーキング
- 体重測定
- ヨガ
1日1食は他3つと比べてストイックですね。
確かにちょっとストイックかもしれないですね。
ただ、前でも触れたように、卒乳(断乳)による消費カロリーの減少が大きいです。
だからちょっとの努力で体重を減らすのは難しいと感じていました。
本気で「ヤバい」と思ったからこそ多少のストイックさでも抵抗なく始めることができました。
それでは、それぞれの方法について詳細を確認していきましょう!
<平日限定>1日1食+サバ缶
まずは食事について。
平日限定で、1日1食にプラスして、サバ缶を取り入れていました。
平日は1日1食+サバ缶
具体的には、平日は、朝食と昼食をとらず、夜だけしっかりと食べるスタイルです。
この方法を取るときに気をつけたい最大ポイントは栄養の偏りや不足。
そのため、良質なタンパク質をしっかりと摂取できるよう、サバ缶を1缶丸ごと食べました。
その他はふつう通りの食事。
- 朝:なし
- 昼:なし
- 夜:サバ缶+いつもの食事
朝食、昼食を取らない分、水分は多めに摂取。
基本は「水・お茶・コーヒー・炭酸水」です。
夜はお腹いっぱい食べて大丈夫ですが、フードファイターのように過剰に食べ過ぎることは避けてくださいね!
平日夜の食事は「いつも通り」で大丈夫。
ただ、以下の点に気をつけて食べていました。
- たっぷりな野菜を摂取
- 米や炭水化物は控えめに
- デザートは適量で
デザートもOKなんですね。
はい、食べたいものはなるべく我慢せず、夜の食事は好きなものを楽しんでいました。
例えば、
- ハンバーグ
- 揚げもの
- ギョーザ
- ポテトチップス
- パウンドケーキ
- クッキー
- チョコレート
- などなど…
1食で食べられる量には限界があるので常識の範囲内で食べたいものを食べても大丈夫です。
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ウォーキングで有酸素運動
もともとウォーキングを日課にしていて、1日8000歩以上は歩いていました。
しかしダイエットを本格的に始めるにあたり、1日の歩数目標を10000~20000歩くらいに設定。
1万歩で7㎞、2万歩だと約14㎞歩くことにになりますね。
14㎞って想像以上の距離!
結果的に2万歩は歩きすぎだったかもしれません。
というのも、普段から8000歩以上のウォーキングを日課にしている私でさえ、太ももが痛くて仕方がなかったんです。
始めは筋肉痛かと思ったのですが、疲労痛だったようで…。
一時期は1ヵ月くらい連続して2万歩を歩いていた時期がありましたが、その間ずっと太ももの痛みが絶えませんでした。
ふつうの筋肉痛なら一定期間を過ぎれば治るはずですから、私の身体には合わなかったのかもしれませんね。
最終的には今までどおり「1日8000歩以上」のウォーキングで落ち着きました。
このくらいの有酸素運動で十分かなと…。
2万歩はキツイけど8000歩なら続けられそうですね!
ウォーキングはもちろん、有酸素運動には様々な種類があります。
- ウォーキング
- ジョギング
- サイクリング
- 水泳
- エアロビクス
- なわとび
- 踏み台昇降
- ステッパー
たくさんありますね!
そうですね。
同じ運動ばかりだと飽きるかもしれないので、曜日別に種目を選ぶなど自分なりにアレンジしていくと楽しいかもしれません。
また、室内でできる有酸素運動も取り入れることで天気に左右されることなく継続できます。
室内なら「水泳・踏み台昇降・ステッパー」、またウォーキングマシンなんかも便利です。
【徹底比較】失敗しないステッパー選び☆エクサーVSオアシス毎朝の体重測定で昨日の振り返り
実はこれが一番大切!
毎朝の体重計測は少なくともダイエット成功までは「必ず!」やって欲しいです。
前日に食べ過ぎちゃった時は体重計に乗りたくないですよね~
絶対増えてるもん!
そう、そうなんです。
だけど「増えたとき」こそが大切なんです。
理由を説明しますね!
毎朝、体重を計測するすることによるメリット主に3つです。
- 現在地の確認:ダイエットする人には必ず「目標体重」があるはず。今のリアル体重を知ることは、自分の位置を把握するために超重要です。
- 前日の振り返り:朝の体重は前日の「行動・飲食物」がそのまま反映されます。体重の変動から前日の「行動・食」が体重にどう影響したのか、簡単に振り返ることができます。
- 習慣づけ:毎朝の体重計測は、ダイエットに関わらず毎朝のルーティーンとして習慣化していきたいものです。ダイエット期間中は習慣化するための訓練期ともいえます。体重計測を習慣化することで自分の身体に起こる変化にいち早く気づくことができます。
たしかに・・・
体重計測が一番大切という意味がわかりました。
女性であれば生理周期の影響も受けやすいので「自分の身体を知る」という意味でも大切です。
数字はウソをつかない!
ヨガでストレスを溜めない
ストレスは体重増加につながる大きな要因の一つです。
ストレスを感じると「ストレス食い」に走ることがありますよね。
ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーションテクニックを使ってストレスを溜めないことが重要だったりします。
ヨガの時間を確保するのが難しそうですね…
時間がないときは5分~10分程度で十分。
本当に5~10分でも効果があるのですか?
はい、大切なのは時間の長さよりも、毎日の継続です。
ヨガでは、深い呼吸とポーズをとることで、心と体のリラクゼーションを目指します。
たったの5分でも、しっかりと集中して行うことで、心の落ち着きや筋肉のリラックスを得られます。
それなら毎日のルーティーンに取り入れやすいかも。
そうなんです。
例えば、毎日の朝起きた時や寝る前なんかに、5分間のストレッチや深呼吸を習慣にするだけで、心身のバランスを整える助けとなります。
続けることで日常のストレスの影響も減少し、体重増加のリスクも減るかと思います。
短時間でできるヨガのポーズやテクニックを教えていただけますか?
もちろん!
短時間で簡単にできるポーズとして、以下の3つをおすすめします!
- 子のポーズ:これは、胎児のように丸まるポーズで、背中や首、肩のリラックスに効果的です
- 猫の背伸び:四つんばいの姿勢から、背中を丸めたり反らしたりして、背骨の柔軟性を高める動きです。
- 呼吸の練習: 深く吸って、ゆっくりと息を吐きながら、腹式呼吸を意識することで、心を落ち着かせることができます。
マインドフルネス瞑想の基本となる呼吸法については、別の記事で詳しく触れていますので是非ご覧ください。
マインドフルネス瞑想のやり方【呼吸法を分かりやすく解説します】卒乳(断乳)太りから3カ月で-7㎏痩せた|体重グラフ
これが一番気になっていました。
この3ヵ月やってきた結果の体重グラフ&表です。
5月07日 | 55.0㎏ |
5月10日 | 53.8㎏ |
5月17日 | 53.0㎏ |
5月24日 | 52.4㎏ |
5月31日 | 51.6㎏ |
6月07日 | 51.4㎏ |
6月14日 | 50.2㎏ |
6月21日 | 49.6㎏ |
6月28日 | 49.1㎏ |
7月05日 | 49.4㎏ |
7月12日 | 49.1㎏ |
7月19日 | 48.7㎏ |
7月26日 | 48.8㎏ |
8月02日 | 48.5㎏ |
8月09日 | 48.0㎏ |
この結果を振り返ると以下のポイントが見えてきました。
- 開始3日で-1.4㎏:最初の3日間でいきなり1.4㎏の減少があります。これは、ダイエット初期の余分な水分(むくみ)の減少や食事を含めた生活全般に対する意識の変化による効果が大きく出ているためです。
- 減少のトレンドライン:グラフの薄いオレンジ色がトレンドラインです。5月から8月の期間中、体重は一貫して減少に向かっています。これは、ダイエット中の生活(食事や運動)が正しい方向性であることを示しています。
- 適度な体重減少ペース:1週間に0.2㎏~0.6㎏のペースで体重が減少していることが見てとれます。これは無理のない健康的なペースと言えます。
※ダイエットにおいて急激な体重減少は健康に悪影響を及ぼします。
- 小さな増加は許容範囲:7月5日と7月26日には前の週と比べてわずかな体重増加が見られます。これは生理周期や体調の変化、日々の食事内容や水分摂取量など多くの要因によるもので、とっても自然なことです。少しの体重増加で一喜一憂せず前向きにダイエットに取り組みました。
- 目標達成:5月7日のダイエット開始から3カ月で7㎏の体重減少を達成しています。ダイエット成功です。
卒乳(断乳)後の体重増加は、多くのママが経験することです。
しかし、この結果を見ても分かる通り適切なダイエットとライフスタイルを見直すことで理想とする健康的な体重に戻ることは可能です。
私は、今回のダイエット生活で取り入れた方法は、今後のライフスタイルにもうまく取り入れながら、この体重を維持していきたいと思っています。
これからも一緒に頑張りましょう!