卒乳したら太るという話をよく耳にします。
どうして太るのか、その理由を教えてください。
卒乳(断乳)は、ママにとって特別なイベントですよね。
出産してから今の今までお互いの肌と肌を密着させおっぱいを吸わせていたから特別中の特別です。
授乳は、赤ちゃんに栄養を与えるだけではありません。
赤ちゃんとママの距離を近づけ
お互いの存在を認め合う大切な時間
そんな授乳にも
必ず終わりの時期がやってきます
嬉しいような
悲しいような
そんな気分に浸っているママも多いはず。
しかし!
卒乳(断乳)には大切な試練がもう一つ待ち構えています。
卒乳(断乳)で太るリバウンドですね。
そうです!
この記事では、4回の卒乳経験からわかった「卒乳すると太る理由」を5つ解説していきますね。
- 子ども4人のワーママ
- 授乳歴は4人合計10年10カ月
- 卒乳(断乳)で太った経験2回
- 現在進行形で7㎏の卒乳太り
- からの3ヵ月で7㎏のダイエットに成功
こちらの記事は、リアル体験に基づき書かれています。
私の反省がどなたかのお役に立てたら幸いです。
それではさっそく見ていきましょう!
卒乳(断乳)で太る理由5つ
どうして卒乳(断乳)で太ってしまうのか。
5つの理由が考えられます。
- 食生活が乱れる
- 消費エネルギーが減る
- 子と母のストレス
- 運動不足
- 体重計に乗らない
詳しく見ていきましょう!
食生活が乱れる
卒乳(断乳)したらお酒飲みたい!
って考えたことありませんか?
「卒乳したらビールいっぱい飲むぞ!」って想像していました。
授乳中は自分が口にするものが母乳に影響するため、油っこいものやジャンクフード、お酒などを控えていたママも多いのではないでしょうか?
野菜多めの食事にしたり、ポテチを控えていたり。
もちろんお酒は飲まないし。
食べものにはかなり気を使っていました。
卒乳(断乳)をきっかけに、その制限が外れますよね。
今まで我慢していた食べものは・・・
- 脂肪分の多い乳製品
- 天ぷらや唐揚げなどの揚げ物
- お酒
- おもち・おはぎ・おこわ
確かに、授乳中はこういった食べものはなるべく控えていました。
他にも、赤ちゃんにアレルギーの心配がある場合は、その食品(卵・乳製品・大豆・魚など)を控えていたりもしますよね。
卒乳(断乳)で、食べものの制限がなくなると今まで我慢していた分、食べたい欲求が強くでることがあります。
消費エネルギーが減る
授乳中は母乳を作るために、ママの体の中ではたくさんのエネルギーが消費されています。
赤ちゃんは1回の授乳で100ml程度の母乳を飲み、1日の平均は約800mlと言われています。授乳の消費エネルギーは、母乳100mlで60キロカロリー程度です。そのため、800mlの母乳を授乳する場合、480キロカロリーのエネルギーを消費することに。
pigeon.infoより
1歳前の赤ちゃんに母乳を与える場合は1日約500kcalのエネルギーが消費されていました。
母乳の消費カロリーはこんなに多いのですね。
産後、特に何もしなくても母乳を与えるだけで痩せていくのはこのためです。
卒乳(断乳)すると、母乳を作るためのエネルギー消費はゼロになります。
子と母のストレス
授乳はママと赤ちゃんの絆を深める特別な時間です。
この特別な時間が卒乳(断乳)によって終了すると、赤ちゃんは不安を感じやすくなり機嫌が悪くなることがあります。
- 泣き止まない赤ちゃん
- 必死でなだめるママ
赤ちゃんの心理的不安定さが育児の負担をあげてしまうひとつの要因となります。
これによりママはストレスを感じ、ストレス解消のために食べものへの欲求が増加する場合があります。
ストレス解消のための暴飲暴食は、いとも簡単に体重増加へと繋がってしまいます。
授乳をしていたころは、おっぱいを与えるとすぐに泣きむことが多いけど卒乳(断乳)したらそうはいかないですもんね。
卒乳(断乳)により、今までなかった種類のストレスを感じることが、暴飲暴食の引き金となってしまいます。
運動不足
多くの場合、授乳期間は赤ちゃんが1~2歳になるぐらいまでの大変な時期。
ママは授乳やオムツ替えなどの世話に加えて家事をこなす必要があります。
そして夜間授乳も重労働。
卒乳(断乳)して育児がちょっとだけ楽になり、夜間も授乳に起きる必要がなくなりホッとすると、身体がお休みモードになり「ゆっくりしたい」欲求が大きくなります。
今までがんばった分少しはゆっくりしたいって思います。
「ゆっくりしたい」気持ちも大切にしたいですけどね。
でも、それが習慣になると確実に運動不足となります。
「授乳が終わってひと段落。少しはゆっくりしていいよね」
少しなら大丈夫です。
そのまま習慣化してしまったら終わりです。
体重計に乗らない
妊娠中は、検診のたびに体重測定。
産後は、体重を戻したいから毎日体重測定。
そうですね。
妊娠してから産後ダイエットに成功するまでは体重計とお友だちでした。
卒乳(断乳)したらどうでしょうか?
多くの人が、産後ダイエットに成功して妊娠前の体重に戻ると体重計に乗らなくなってしまいます。
私もそのひとりです。
体重計に乗らないこと自体は太る原因にはなりませんが、以下のデメリットがあります。
- 自分の体形への意識が欠如する
- 毎日の行動の結果が測れない
- 責任を回避してしまう
「体重計に乗る」という行為は、単に「体重を測る」だけではありません。
体重 = 結果 = 現実
鏡は人を映し出してくれますが、日々目に見えないほどの増加をしても見慣れた自分は変化していると気が付くことが難しいです。
いつまでも、過去の自分の姿が脳裏に浮かび、まさか今の自分が太っているということにさえ気が付けません。
鏡に映る自分は過去の自分ではありません。
体重は体重計に表示される数字こそが真実です。
産後ダイエットに成功してから体重計に乗ってますか?
体重計が壊れたからってそのまま放置していませんか?
体重を見るのが怖いからって体重計を避けていませんか?
卒乳(断乳)は第二の産後ダイエット
卒乳(断乳)で太る理由は次の5つでしたね。
- 食生活が乱れる
- 消費エネルギーが減る
- 子と母のストレス
- 運動不足
- 体重計に乗らない
はい、この5つが原因であっという間に太ってしまいます。
まさか卒乳(断乳)後に太りやすいなんて…
卒乳(断乳)は、第二の産後ダイエットという位置づけにすると分かりやすいと思います。
- 第一段階 → 出産後
- 第二段階 → 卒乳(断乳)後
第一段階の出産後は、「ダイエットの黄金期」と言われているほど身体が痩せやすい状態です。
一方で、第二段階である卒乳(断乳)後はそういった効果は全くなく、出産後程のように簡単には痩せてくれません。
出産後は、特にダイエットをしていなくても「いつの間にか痩せていた」という人も多かったでしょう。
卒乳後に太った場合はそうはいかないので注意が必要です。
では、卒乳(断乳)後に太ってしまった場合は、どうしたらいいのか。
私自身のリアル体験談をベースに記事を執筆しました。
ぜひご覧くださいませ。