2015年4月に出版された著書『読んだら忘れない読書術』
精神科医でありSNSのプロでもある著者が精神科医としての観点から、脳科学的に裏付けされた読書術を公開しています。
『脳科学』これはここ数年よく耳にするようになったキーワードですね。
- 書籍名 :読んだら忘れない読書術 精神科医が教える
- 著者 :樺沢紫苑
- ページ数 :251ページ
- 読了までの日数 3日
- 読了までの時間 約4時間
この本を選んだ理由
私が読書を始めたきっかけの一つが子育て。
仕事や生活の中心に子育てがあり、子供により良い環境を用意してあげたい、立派な大人になってもらいたい、そのためには、まず自分が学ばなければ!
学歴も読書歴もない私が30歳を過ぎてから子育てをきっかけに始めた読書。
まだ習慣化するまでには至っていないけれど、着実に私なりの読書術を身に付けてきています。
そして、読書術系の本を読めば、今よりもっと読書が楽しくなるかもしれない、読書の質が上がるかもしれない、という期待から2冊続けて読書術の本を選んでいます。
「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
子供の教育に役立つ何らかのヒントがあるはず!
私が読書するときに、必ず頭の片隅にある目的の一つで、読書を続けていくうえでのモチベーションかもしれません。
チャレンジ!実践すること
著者があげた読書術の1つに、アウトプットがありました。
アウトプットとは、話す・書くがありますが、私が今やっている「ブログに書く」も著者のあげるアウトプットに該当します。
実際、私は慣れていないので読むだけでも時間がかかる、書くにも時間がかかる…で、1冊毎にちゃんとやろうとすると、結構辛いものがあります。
そこで著者は、「読む」「書く」が苦手な人向けに、『名言紹介』を提案してくれています。
これは、読んだ本の中で、一番心に残ったことを数行書く、というものです。
そうです!ちょうど私がやり始めた『なるほど!印象に残った文章』です。
名言紹介、の方がかっこいいなぁと思いつつ、なんだか太鼓判を押された気がしてうれしいです。
むしろ、始めはこの、名言紹介だけでもいい、と言ってくれているあたりが肩の荷が下りる感じですね。
片意地はってやると続かないので、緩い感じで読書ブログを続けていこう!と、早速、しなやかに軌道修正しました(笑)
なるほど!印象に残った文章
ほとんどの人の仕事、生活は、無駄だらけです。無駄なことをやり、無駄なことをして疲れ、無駄なストレスを抱えて病気になる。
そういう「無駄」を避け、膨大な時間を節約する方法がたった1500円の「本」に書かれています。
それを知るのか、知らないのか。
本を読めば、大幅な時間短縮が可能です。
私のように、他の人の3倍仕事をこなしているのに、余暇時間を2倍とることも可能になります。読んだら忘れない読書術 P31
職場で、仕事が速い人、仕事ができる人、改めて考えてみると読書好きな人が多いので、なるほど納得しました。
その人たちが実証しているのだからきっとここに書かれていることは正しいのではないかと思います。
私は30歳を過ぎてから読書を始めた超初心者ですが、少しでも無駄を省いて余暇時間を増やせるよう、読書を継続させていきたいですね。
次に読みたい本
著者が本書の中でオススメしている本の中から3つを選びます。
死ぬ瞬間―死とその過程についてエリザベス キューブラー・ロス (著)
タイトルだけ見るとギョッとしますが、医療業界の中では有名な本なのだそう。4回の妊娠から出産、そして子育てを通して改めて感じている「生」についての不思議。「死」について学ぶことで日常の大切さをもっと感じなければならないのではないかと思い選びました。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
産後のウォーキングダイエットで既に感じていたことです。
軽い運動をすることで前向きになれる、頭が整理される、それは脳が鍛えられているからなのかも?
気になる1冊ですね。
「親切」は驚くほど体にいい!
このブログの軸である「健康」にこの本は学びを与えてくれるかもしれないという希望から選んでいます。
ぜひ読んでみたい1冊です。
30字以内で帯タイトルを作ろう!
『読んだら忘れない読書術』の帯タイトル
「速読」ではなく「深読」が重要な理由とは?読書の質を上げて人生を豊かに!
前回、『東大読書』で学んだ「ではなく」文。
せっかくだから、しばらく使って自分のものにしよう作戦!です。
2018年6月に出版された著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』 合格ラインが偏差値50という高校で、3年時の偏差値が35だっという著者は2年浪人の後、この本に書かれている内容を実践した結果、成績が上がり東大に合格したの[…]
読書の学びを子供へ伝えてみた!
1つ目
大人になっても月に7冊以上の読書を続ければ、読書量において日本人の上位4%に入れるってよ!!
小学4年生の長女は「えっ!そうなの?」と目をキラキラ輝かせていました!
2つ目
寝る前の読書は、記憶に残りやすいし、リラックス効果が高くて睡眠の質が上がるんだって!いいことだらけだね!
こちらも小学4年生の長女は「うちは毎日やってるもんね!」となんだか嬉しそう。
そうなんです、我が家の小学4年生の長女、小学2年生の長男は毎晩、読書時間を決めて読書をしているのです。
子供たちには、大人になっても忘れない、毎日の読書習慣を身に付けてほしいと、今年から本格的に読書ロードを歩んでいます。
その様子については近々ブログで公開しますね。
お楽しみに。