小学校の終業式が終わり、小4長女と小2長男の冬休み初日、小2長男から始まったインフルエンザは瞬く間に家族で広がり、小4長女を除く5人が感染、2020年は寝正月となってしまいました。
家族6人中5人なので、家庭内感染率は驚異の83%!
『インフルエンザ予防接種VSインフルエンザ治療』どちらが安いのか!なんていう比較も出してみました。
この時の体験談や、回復後に元の生活リズムに戻すための対処法などをまとめました。
インフルエンザ家族感染の時系列まとめ
まとめの表を作ってみました
2019年12月25日(水曜日)
クリスマスの、12月25日から小学校では冬休みに入りました。
この日、小2長男は朝から咳をし始めています。
朝食はいつも通り食べ、日中は用事があったので出かけたりして、昼過ぎに車で帰る途中に、頭が痛いと言い始めました。
この時点での症状は咳と頭痛です。
咳は長引く可能性があるため、早めに病院へ行こうと午後、小児科へ行きました。
小児科で体温を計測したところ37.2度。微熱です。
ただ、この時点では頭痛が治っていたので、咳の薬だけが処方されて帰宅します。
インフルエンザの検査もしていません。
咳のお薬を飲んで夜も安静にしていました。
夜に体温を計測したら37.2度。周りでインフルエンザは流行っていなかったので風邪だろうと思っていました。
2019年12月26日(木曜日)
この日も長男は咳をしていて、昨日よりも悪化している様子。
夕方、熱が38度台に上がりましたが、小児科がお休みだったことと、時間的にちょっと遅かったのでこの日はあきらめて翌日に小児科に行くことにします。
2019年12月27日(金曜日)
長男は相変わらず咳がひどく、熱も38度台、頭痛もある様子。
それに加えて、私、年中次女、3女ベビちゃんが朝から咳をし始めました。
朝の時点で咳以外の症状はなく、いつも通り食欲もあり、熱もなかったので次女を今年最後の幼稚園へ向かわせます。
幼稚園が終わる午後に、長男を含め、年中次女と3女ベビちゃんも小児科へ行って咳の薬をもらってくる予定でした。
年末という事もあり、
3女ベビちゃん 38.6度 咳
そして、全員インフルエンザの検査をしました。
鼻の穴から細長~い綿棒のようなものを奥までいれるんですが、子どもには結構キツイのです。
もちろん私は平気ですが、できればやりたくない…
待つこと10分…結果がでました。
私(きらり) インフルエンザA 陽性反応
小4長男 インフルエンザA 陽性反応
年中次女 陽性反応なし
3女ベビちゃん 陽性反応なし
症状がみんな同じことから、陽性反応の出なかった年中次女、3女ベビちゃんも、インフルエンザAに感染しているものとしてお薬を処方してもらいます。
その日、年中次女、3女ベビちゃんはお風呂に入らず、処方されたお薬を服用し、就寝しました。
私と小2長男は、お風呂に入ってから就寝します。
お風呂に入らないほうが良いのは分かっているんですが、やっぱり入らないと気持ちが悪いんですよね~…
2019年12月28日(土曜日)
私は熱が下がらずお布団から起き上がる元気がなかったため、夫君に家事をお願いしていました。
すると、午前10時頃から夫君が体調が悪いかもしれない…と言いだします。
ヤバイ…と。
まぁ、インフルエンザに感染したんでしょう、と思いつつ、熱が上がる前に家事を済ませてもらい、昼前に夫君は病院へ行きました。
結果は、インフルエンザA…
これで、大人2人がインフルエンザに罹るという我が家のピンチが訪れます。
最初に感染したと思われる小2長男は、この日に解熱。
食欲も少しずつ戻り始め、外で遊びたくてうずうずしている様子。
2019年12月30日(日曜日)
なんと、夫君は早くもこの日に解熱。
私と年中次女、3女ベビちゃんは、高熱は治まりましたが、まだ微熱が続いています。
2019年12月31日
年末の最終日、この日に全員解熱しました。
ただ、家族が全体的に『だら~~』っとした雰囲気です。
まだ活気がありません。
2020年のお正月
家族全体的に食欲も元気も戻りつつあります。
ただ、私と夫君の大人2人はまだ『どよーん』としています。
私は回復したかに見えましたが、1月3日に腰が『ぎっくり腰』一歩手前の危険な状態になりました。
これもインフルエンザによる高熱がでた時の節々の痛みと関係していたのでしょうか?!
ぎっくり腰一歩手前の状態で、動くと危険な雰囲気があったため、1月3日と4日は、横になって安静にしていました。
そして1月5日には回復しました。
インフルエンザ恐るべしですね。。
予防接種の効果はいかに?
予防接種を受けたのは、夫君と3女ベビちゃんのみです。
しかしながら、予防接種を受けた2人とも見事にインフルエンザに罹ってしまいました。(3女ベビちゃんはインフルエンザの疑い)
そして、小4長女は予防接種をしていない&インフルエンザの家族に囲まれながらも感染しなかったという、驚きの免疫⁈を持っていたのです。
このことから、予防接種をしてもインフルエンザに感染する確率はかなり高いことが分かります。
ただし
夫君は、解熱までの期間が早かったこと。
3女ベビちゃんは高熱にもかかわらず、母乳を飲みまくり、食欲も元気もありました。
つまり
インフルエンザ予防接種を受けると、症状がかなり軽減される可能性があると思われます。
今回、一番症状が重かったのは年中次女です。
高熱の続いた3日間はお布団から出ることができず、泣きながら天井を見ていました。
食べられる時に少しのお粥と、アクエリアスやプリン、バニラアイスクリームで乗り切っていました。
初日は22時間も排尿がなかったため、心配になって小児科を受診しようとしたところで『トイレに行きたい』と言って、してくれたのでホッとしました。
私も高熱で身体が動かなかったので、年中次女のことをいつも通り看病してあげることができず、こまめに水分を摂らせてあげられなかったことは反省しています…
家族5人が処方されたお薬まとめ
5人分の処方された抗インフルエンザ薬を表にまとめたものです。
大人2人と小2長男は、イナビルという吸入剤です。
これは1回のみで終わる、とっても便利なお薬でした!
しかも、薬局で薬剤師さんが

年中次女は1回だけ、タミフルを飲んだ後に幻覚⁈なのかなんなのか
ちなみに小2長男は、お薬の副作用か何なのかよくわかりませんが、
高熱が少し下がり始めたころ、『暑いなぁ』といって半袖半ズボンになり、外のコンクリートの上に大の字で横になっていました。
これにはびっくりしてスグに連れ戻してきましたが…
これが異常行動なのかどうかは謎です…
インフルエンザ回復後の危機
私自身、発熱していた期間が4日間あり、その後も体のだるさが残っていました。
腰を痛めたこともあり、お正月もほとんど動いていませんでした。
毎日ぐったりとしていて、朝はいつもよりも2時間遅く起き、外にも出ず、家の中でだら~んとしている生活を、合計で10日近く過ごしたでしょうか。
規則正しい生活から少し離れた生活でした。
その時に思っていたことがあります。
こんなことは初めてでした。
妊娠中でも産後でも、朝だけはきちんと起床していたのです。
だって、子どもたちのご飯を作らないといけないし、子どもたちの生活リズムを整えるのが親の大事な仕事と思っているから。
当たり前にやってきたそれが出来ない気がしたのです。
夫君に、私の大好きなお刺身やお寿司を3日続けて買ってきてもらったのです。
予防接種 VS 治療費 どちらが安いのか
インフルエンザ予防接種費用のまとめ
インフルエンザ治療費のまとめ
予防接種 VS 治療費
予防接種は必要か?
こればっかりは、本当に正解がないですし、1人1人体の状態が違うと思うので、わからないのですが、我が家の場合では、という限定的な話をします。
我が家の場合は、まず、大人はインフルエンザ接種の必要はないと判断しました。
なぜかと言うと、健康な大人であればは自己管理である程度は予防可能だからです。
もし罹ってしまっても、病院に通うことで時間はかかりますが回復しますし、あえて予防接種をする必要はないかなと思います。
子どもでも、今回は3女ベビちゃんが小さくて心配だったので予防接種を受けましたが、ある程度の年齢、3歳ぐらいになれば予防接種を受けなくても良いかな、と思いました。
なぜなら、治療費の方が断然安いからです。
更に、予防接種を受けても、インフルエンザに感染するということが、今回のことでよくわかったので…
確かに、予防接種を受けることで、感染した時の症状を軽減させる効果があることも実感しましたが、費用対効果で考えたならば、高いお金を払ってインフルエンザの予防接種を受けるメリットがあまり感じられませんでした。
まとめ
- 病気から回復後、鬱になりかけて元⁈の生活リズムに戻れないと不安になった時は、3日間、3食とも自分の好きな食事を食べる。
特に朝が重要だと感じました。 - 3女ベビちゃんは母乳のおかげで脱水症状にならずにすんだと思う。
- インフルエンザ予防接種はインフルエンザに罹ってしまった時に症状を緩和してくれる可能性はあるが、インフルエンザ予防にはならないことが分かった。
- 抗インフルエンザ薬の影響か高熱の影響か不明ですが、異常行動⁈や幻覚⁈症状がある可能性があるため、子どもの場合は細心の注意を!!