ペイフォワードに共感☆子どもへ伝えるには絵本が◎

子育てをする毎日、時間に追われ、やらなければならない事が溢れかえっています。
1日1日を“こなす”ことが精一杯で、いつしか“思いやり”というものを忘れてしまっていました。
今回紹介する書籍は、そんな、忙しさに紛れてどこかに忘れてきてしまったものを思い出させてくれる素晴らしい書籍です。
子供達が中学生か高校生になったころ、読んでもらいたい本の一つとしてメモしておきます。

  • 書籍名 :ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら?
  • 著者 :中谷昌文
  • 初版発行 :2019/7/4
  • ページ数 :197ページ
  • 読了までの日数 1日
  • 読了までの時間 約2.5時間

 

この本を選んだ理由

本のタイトルが魅力的でした。
マイクロソフト創業者の“ビル・ゲイツ”。あの“ビル・ゲイツ”。
“ビル・ゲイツ”プラス“幸せになる質問”
ときたら興味をそそられますよね。
実は、著者である中谷昌文という人物については全く知らず、本を読み進めていく事で、『あ~あの人ね、知ってるかも』といった程度でした。
中谷昌文とは、恵まれない子供たちにランドセルを届けるタイガーマスク運動という活動をしている方ですが、なんと、他にもさまざまな事業を展開している“社会実業家”なんだそうです。
更に、元教師であるという上に、著書のエピソードが思いやりで溢れているので、読み進めていくうちに著者に引き込まれてしまいました。

チャレンジ!実践すること

著書のなかで映画『ペイフォワード』というものが紹介されていました。

映画では、主人公のトレバー少年が、学校の先生に、「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をするか?」という課題を出されます。そこで、彼が思いついたのが、「親切にされた人」は「誰か3人」に親切にしていくというアイデアでした。
彼はこのアイデアを「ペイ・フォワード」と名付け、さっそく3人の人物に親切にします。その結果、親切の輪はどんどん世界中に広がっていきます。

ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら? P25

こういう類のお話って、子供の絵本でも結構あったりするんですよね。
例えば最近子供と読んだものが、「あるひ ありの アントニオくん」という絵本。

困っているアリをリスが助け、リスが困っているとガチョウが助け、ガチョウが困っているとトカゲが助け、トカゲが困っているとウシが助け、ウシが困っているとアリが助ける、困っている人を助けると、やがては回りまわって自分まで(アリ)まで戻ってくるんだよ、というお話。

もちろん、自分に戻ってくることを期待する訳ではなく…
「人に親切にしよう」
小さな親切を、意識して取り組んでいこうと思いましたので挑戦していきます♪

なるほど!印象に残った文章

著書の中で“戦争で死んだ兵士のこと”という反戦絵本が紹介されていました。

戦争で死んだ兵士のこと

絵本の冒頭のシーンでは、森の中で一人の兵士が死んでいる姿が描かれています。この本はページをめくっていくと、どんどん時間がさかのぼり、死んだ兵士の過去が明かされていくのです。
1時間前、彼は敵と戦っていました。8時間前には、基地で朝食を食べていました。ほんの3日前、基地に呼び集められたばかりでした。10日前には、恋人にプロポーズをしていました。さらに、時間はさかのぼります・・・・・。
2年前には大学を卒業し、就職しました。4年と9カ月前、かわいがってくれた祖父が亡くなりました。高校時代は毎日、バスケットボールをしていました。
どんどん時間は戻り、この世に生を受けた日のかわいい赤ちゃん姿が描かれます。その前は、お腹の大きいお母さん、そのお腹をさする幸せそうなお父さん・・・・・。
そして、最後のページには再び、死んだ兵士のうつ伏せの姿が描かれます。

ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら? P90.91

この絵本の内容が心から離れないほどとても印象的で、ある意味衝撃的で。
大切なことなんだけど、普段の暮らしで忘れていること。
それを改めて痛感させられました。
一人ひとり、必ずストーリーがあります。
過去・現在・未来一人一人のストーリーを自然に感じられることができれば世の中がもっと思いやりであふれた温かい世界になるのではないでしょうか。

もう一つ、スティーブ・ジョブズが嘆いていたといわれている言葉

「どれほど大きな財産があっても、自分の代わりに病気になってくれたり、死んでくれる人は見つけられない」
彼の言葉どおり、「健康」や人生の「時間」は、どんな大富豪でもコントロールできない貴重な財産です。そして、それは一度失われたら二度と取り戻せません。だからこそ、私たちは健康を大切にし、時間の使い方を真剣に考える必要があるのです。

ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら? P175

あれだけの富や成功を収めてきたスティーブ・ジョブズでも、どうすることもできなかった病気。
“健康第一”という言葉が頭に浮かびます。
人は “健康である”
という大前提があるからこそ日々生きていく“時間”が与えられているんですよね。
私の、このブログの軸である“健康的に生きる”という名称も、健康という大前提を大切に生きたいという思いが込められています。

健康であるから日々がある。
健康であるから子育てができる。
健康であるから仕事ができる。
健康であるからご飯が食べられる。
健康であるから笑顔になれる。
健康であるから熟睡できる。
健康であるから誰かとおしゃべりできる。





言い出したらキリがないです。
自分の健康を持続させるために今後も活動していくという事を再認識させてくれた文章でした。

次に読みたい本

ビル・ゲイツの話題に触れていたので少し興味がわいてきました。
「ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?」という書籍。
面接試験でビル・ゲイツはどんな質問をするのか…右脳を使いそうな質問なんだろうなぁと予想しています。

30字以内で帯タイトルを作ろう!

今回の書籍は、読後、心が温かくなる、思いやりについて考えさせられる本でした。

立ち止まって辺りを見回してみてください。そこら中が親切で溢れていませんか?

人間の脳の仕組みなのでしょうがないのかもしれませんが、どうしても『悪いこと』って目につきやすいんですよね。
反対に『良いこと』って注意して観察したり、心に余裕がある時でないと、見逃されてしまいます。
『良いこと』というのは“みる”というより“感じる”と言ったほうが正しいのかもしれません。
良いことって心で感じるものですよね。
人の行いだったり、
花がきれいだな…空がきれい…などの自然の恵みだったり、
実はどこでも誰でも、周りを見渡すと『良いこと』がたくさんあったりします。

これに気づけると日々の“幸福感”が上がっていくのではないでしょうか。

この本の学びを子供へ伝えてみた!

夕食の時、上の子たち3人(小4長女、小2長男、年中次女)に質問してみました。
『もしも1日200円しか使えなかったらどうする?』
出てきた答えは、というと。
『サンドイッチ!』
『おにぎり!』
『お菓子!』
多分、この答えは普通の反応なのではないかと思った私。
隣にいた夫くんにも聞いてみます。
『パパだったらどうする?』
すると、『うーん、うーん…』
と考えるばかり。普通に答えるような質問ではないのは分かっているようですが、なんと答えを言っていいのか思いつかない様子。
で、挙句の果てには
『ヒントちょうだい!』

あーでもないこーでもないと話しをして、遂に私が言いました。
「答えはたくさんあると思うんだけど、『ビル・ゲイツ』の答えは『200円を貯めて、オスとメスのニワトリを飼う』だって。」

子供たちプラス夫くんの反応は、なるほど~…と感心しているだけ…

しばらく沈黙があったあとに…

ニワトリを飼えば、卵を産んでくれるし、ニワトリを増やすこともできる、たくさん増えれば養鶏場でも作ったり?!ビジネスができるかも?!なーんて話が広がります。
つまり、何が言いたいのかっていうと、200円を、その場限りで消費してゼロにするか?将来の資産のために使う(投資)のか?とうことがテーマですね。

これって、どこかで聞いたような気がする…と思ってすぐに思い浮かんだのが「金持ち父さん貧乏父さん」ですね。

日本ではお金の勉強を子供のうちから家庭で教育しない文化なんだそうですが、我が家はこういうお金の話も子供たちには積極的にしていきたいな、と思っています。
今回のテーマもその一つでした。